一般社団法人青森県測量設計コンサルタント協会
 
御 挨 拶

    一般社団法人 青森県測量設計コンサルタント協会 
会長 佐藤 和昭 
 

 測量設計業も時代の変化に伴う業務の多様化、複雑化、高度化が求められてきています。
 「青森県測量設計コンサルタント協会」は昨年6月に、災害発生時の緊急連絡体制の統一、協会運営の効率化と省力化などを目的に、2協会が合併し機能を集約して活動をしております。
 気候変動により近年の大規模災害が頻発する事態を受け「防災減災国土強靱化」の施策が進められています。一昨年8月の下北地区を中心とした大雨災害に続き、昨年8月には県内で初めての線状降水帯による大規模な大雨災害が発生しました。
 被災後ただちに、県内各地で協会員が協力して災害復旧に向けた活動や災害査定に大いに活躍し、その迅速な対応に青森県並びに関係市町村から感謝の言葉を頂戴しました。
 地震、風水害・土砂災害など局地化・集中化・激甚化が増える中、こうした災害へ機動力を生かし、迅速な対応を実施することにより「地域の守り手」となることは、協会の責務と考えております。

 その一方で、「品確法の改訂」から4年が経過し、「調査設計の品質確保と担い手確保育成」が明記され、「働き方改革関連法案」の制定と併せて推進されています。これらの施策を受けて「高校等への出前講座」「インターンシップ」等による測量設計業の周知、土木の魅力の発信をしてまいりました。また労働時間の配慮など就労関係の改善も図っています。
 また発注者協議会を通じた、国と地方公共団体の連携による納期の平準化や、多様な入契制度の検討などが推進されつつあることころです。

 新たなニーズであるインフラDX推進に伴う「品質と生産性向上」のため、3次元測量、BIM/CIM、新技術の活用を図るとともに、橋梁等構造物の点検・調査・診断などインフラメンテナンスを含めた各段階で、様々なサービス提供ができるように「技術向上を図るとともに「人材育成」に取り組んでまいる所存でございます。

 「青森県国土強靱化地方計画」や「防災公共」促進と、安全安心で成長する青森県の県土整備発展の一助となれるように、防災減災対策、災害対応や地方創生にも寄与させていただくべく研鑽してまいりますので、引き続きのご支援、ご指導、ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。



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